長野県北佐久郡軽井沢町への移住支援は?子育て事情は?

実際に軽井沢に移住することになったら、移住支援はもちろんですが、子どもがいる家庭だと子育て環境や子育て支援のことも、気になりますね。

イベントや住民のSNS等で移住支援が盛んな長野県軽井沢町

軽井沢は自治体としてよりも、移住した人から発信されるブログやSNS、本などからの情報の豊富さや、地元の不動産屋さんを主体とした移住体験ツアー、民間企業によるトークイベントを通しての移住支援活動が盛んです。

都市圏からのアクセスのしやすさや、軽井沢のイメージだったり、実際に旅行で訪れた時の雰囲気などからすでに移住先を軽井沢に決めていたら、欲しい情報は先輩移住者の生の声や、住む場所はどこがいいのか?といった具体的なことですよね。

元々住んでいる人よりも移住した人たちからの方が、「軽井沢は都会とはここが違う、こんなメリットとデメリットがある。この辺りは生活しやすいがここに行くのは不便。」など、距離感の分かる情報が得やすいし、自分の足で軽井沢に赴いて確かめられる近さが、やはり移住先として選ばれるポイントなのでしょう。

長野県軽井沢町へ移住しての子育ては就学前がおすすめ!

子育て中の家庭で、子どもがまだ未就学児だとしたら、軽井沢はおすすめだと言えます。

町立の保育園は東・南・西・中保育園と4園あり、都心部では頭を抱える問題の待機児童はほぼいません(中保育園は休日保育も可能なので人気ですが)。もちろん幼稚園もあります。子育て支援センターでは未就学児向けの定期的な行事を開催しているし、子どもを通じてのコミュニティによって、親も地元に溶け込みやすいと思います。

医療費は18歳まで無料、多子世帯では保育料の軽減(同時に複数入園する場合、2人目の園児半額、3人目以降無料)、幼稚園の補助金が受けられます。他に出産祝金や(第1・2子30,000円、第3子50,000円、第4子以降100,000円)条件はありますが幼児2人乗り自転車購入の補助(限度額5万円)、就学援助制度など、町の子育て支援はかなり手厚いです。

聞いた話ですが、軽井沢町は一人っ子がほとんど居なくて、3人以上のきょうだいがとても多いのだとか。私も田舎で子育てをしていた時にそれは実感しました。一人っ子は珍しく、居ても小学校なら30人のクラスに1人か2人。

きっと、自然が豊かなおかげで、気持ちも豊かになるんだと思います。あれもしなきゃ、これもしなきゃ、ではなくて、あれもしたい、これもしたい。子どもがいる分、できることや行動範囲が広がり、子どもと一緒に今度はこれをやってみたい!と思えるのが、自然がいっぱいの田舎で子育てをする魅力で、無理を感じさせないのが自然の力なのかもしれません。家族が増えれば、もっと楽しいことが増えるだろうという気持ちに自然となれるのでしょうね。

軽井沢町は公立の保育園・小学校・中学校で校庭の全面芝を採用しているそうで、これもとて魅力的な環境です!芝生の校庭で寝転んだり授業を受けられるなんて、それだけで絵になりそうですよね。

長野県軽井沢町で生活しやすいエリアを考えてみる。

軽井沢とひとことで言っても、生活スタイルによって住む場所は変わってくるでしょう。

賃貸に住むのか、家を買う(建てる)のか、地元で仕事をするのか、新幹線等で通勤するのか、車の有無、農園や家庭菜園はどうするのか、など。

軽井沢はそこまで大きな町ではないですが、住む場所によってかなり地価に差があり、観光地でおなじみの旧軽井沢や新軽井沢エリアと、西の追分エリアとでは物件の価格に10倍近い差があるところもあります。

旧軽井沢や新軽井沢は、新幹線の停車する軽井沢駅が徒歩圏内で、買い物や通勤には便利です。高級別荘地でもあるのでいかにも軽井沢!という雰囲気で人気ですが、地価も物価も少し高いです。そして、湿気に悩まされるエリアでもあります。

中軽井沢は地元住民が暮らす、いかにも観光地!という感じではないけれど落ち着いたエリアです。北に星野リゾート、南には地元民も別荘民にも人気の地元スーパー「ツルヤ」があり、町役場や病院、図書館、飲食店や商店が多く、保育園や小学校も近くにあるので、移住の候補地としては外せないでしょう。

基本的に車での生活を考えているなら、隣接する佐久市、御代田町に近い追分エリアが最も地価が安く、便利かもしれません。旧軽井沢と佐久市の中間あたりなので、車で20分も走れば軽井沢駅周辺にも、佐久市の大型ショッピングモールや総合医療センターにも行けますし、家電量販店、スーパー、ホームセンターも近いです。軽井沢町でも西の端なので、このあたりまで来ると湿度も高くなく、逆に年間日照時間が上位の佐久市に近いので、年間を通じて最も生活しやすいのは追分エリアではないかなと思います。

忘れてはならないのは、軽井沢は標高1000mの山の中にあるということ。都会的な田舎ではあるけれど、山や森が近ければ、熊・イノシシ・鹿・猿・タヌキなどの野生動物がいます。田舎で暮らしてみると分かりますが、そういった動物と遭遇するのは珍しいことではなく日常的です。農作物が荒らされてしまうので、地元の農家の悩みの種でもあります。なので、家庭菜園を楽しむのなら、あまり山の中より、西か南をおすすめします。別荘地などは環境こそ良いのですが、せっかく作った菜園が荒らされてしまう可能性も高いのです。

生活スタイルや自然の事情も踏まえて、移住エリアを絞りましょう。

ちなみに、私が一番気になっているエリアは中軽井沢です。駅にできた図書館がとても素敵ですし、賑やか過ぎない落ち着いた雰囲気も良い。観光客に人気のトンボの湯が、町民なら500円で利用できて、生鮮食料品の質が良く値段も安いスーパーが近くにある。旧軽井沢へ行かなくても、軽井沢らしさが充分堪能できそうです。

軽井沢は都会の人が多く出入りする、移住者が多い町。本当の田舎とはちょっと違う都会的な田舎で、四季のメリハリを感じさせながら、適度に都会との親和性を保っています。肩の力を抜いて田舎での移住生活をまず始めてみる場所として、とてもおすすめです。