地域通貨とは何か~日本での成功例と失敗例~

日本各地で流通している地域通貨について調べてみました。

地域通貨とは

地域通貨とは、日本円やドルのような「法定通貨」ではなく、団体や個人などによって独自に発行され、特定の地域やコミュニティの中で限定的に流通するお金(価値)の総称です。

法定通貨(円)との違いは?
地域通貨は市民やNPOなど誰でも作り出すことができる
地域通貨は限定された地域やコミュニティで流通する
地域通貨は利子がつかない
地域通貨は有効期限やマイナス利子をつけることができる

下記のサイトに地域通貨について詳しく紹介されています。
地域通貨とは?
知ってる?地域通貨の仕組み?

ボランティアやエコ活動でも通貨が入手できるのが特徴なのかな?と思います。
例えばアトム通貨だと、マイ箸持参等で通貨がもらえる加盟店があります。

日本の地域通貨

下記のサイトに日本各地の地域通貨が紹介されています。
地域通貨全リスト
地域通貨でフィンテックを利用した通貨をまとめてみた。自分の街の通貨はある?

紙幣ではなく、電子化された地域通貨も検討されているようですね。
私の住んでいる沖縄でも琉球コイン(仮称)が検討されてはいるようですが、実現するかはまだ未定なようです。

地域通貨の成功例と失敗例

地域通貨の成功例は少なく、ほとんどの地域通貨は普及せずに終わり、終息の方向にあるようです。終息した地域通貨の全ては失敗例?!と言っても過言ではないような?
地域通貨の問題点としては以下の点が挙げられています。

「狭い地域でしか使えない」「使えない店がある」「交通機関や医療機関で使えない」「おもちゃのお金のようで〃ニセ札〃が出てきそうだ」「受け取っても後で円に交換するのが面倒だ」など。また、発行者側も、偽造されにくくする印刷や安全な保管方法、発行・管理に予想外のコストがかかっていたという。

地域通貨普及の成功の条件については下記のサイトに詳しく紹介されています。
地域通貨の成功シナリオ

通貨の流通量を如何に増やすかがポイントで、そのためには通貨の利用できる場所の確保が重要ですね。

地域通貨の成功例1・アトム通貨

数少ない地域通貨の成功例としてよくあげられるのはアトム通貨です。本拠は東京の高田馬場周辺ですが、現在は北海道、東北、愛知、沖縄にも支部があり各地で流通しています。

アトム通貨が普及した理由については以下のサイトで紹介されています。
成功例の少ない地域通貨。12期を迎えた「アトム通貨」普及の秘密は?

個人的には通貨のデザインが良くできているのと利用できる加盟店が多いのが普及している要因だとおもいます。

アトム通貨の利用できる加盟店

アトム通貨の利用できる加盟店は以下の通りです。

北海道・札幌市
東北・女川市
埼玉県・新座市

東京都・高田馬場周辺
愛知県・春日井市
沖縄県・八重山

アトム通貨をもらうには?

NPOや町内会、ボランティアサークルなどの地域の団体をはじめ、アトム通貨実行委員会が主催(協力)するイベントや、アトム通貨加盟店のプロジェクトに参加することで、アトム通貨を入手することができます

詳細は下記のサイトをご参照ください。
アトム通貨のもらえるところ

直近のイベントには以下のイベントがあります。
2018.4.15(日)第15期アトム通貨流通開始記念イベント(高田馬場駅前ロータリー内広場)

地域通貨の成功例2・めぐりんマイル

地域通貨の中で流通を広げている例として香川県のめぐりんマイルもあります。

めぐりんマイルは、香川県を”元気にするポイント”です。
『加盟店数、共通ポイント流通量は香川県No1!』
県内約550店舗で共通利用されている「めぐりんマイル」は、多種多様なジャンルの加盟店と圧倒的なカードユーザー数により、地元経済の活性化に貢献しています。

めぐりんマイルは加盟店数も多く、WAONカードと提携することで、利用しやすくなっています。紙幣を印刷する必要もないですし、こういった方法でなら確かに普及しやすそうですね。